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ドローンのノウハウドローンにフタバ製の送信機を採用する理由

ドローンにフタバ製の送信機を採用する理由

ドローンのノウハウ
2018.06.19

今やドローンといえばDJI。空撮といえばファントムやマービック。操縦といえばモニターが付いている送信機…… 今では殆どの方がこのように思われているかと思います。DJIの送信機は見た目はシンプルで、モニターでいろいろな情報を確認することができて非常に便利だと思われています。確かに私も趣味でドローンを使用したり、ちょっと空撮をしたいときは非常に便利でスマートだと思います。ただし、弊社では、そのDJI製の送信機は使用せずに国内メーカーのFUTABA製を採用し様々なラインナップを揃えています。今回は、そんな内容のお話をしたいと思います。

 

 

ドローンの送信機メーカーとしてだけではない確かな信頼性

FUTABA社とは、ドローンの送信機メーカーだけでなく、ラジコンの飛行機やヘリコプター、四駆の送信機まで多くの製品をラインナップしています。そのほかに様々な電子部品の事業を展開しており、国内だけでなく東アジアを中心に様々な国の電波法に対応しています。そんなFUTABA社も創立70年で老舗メーカーとなっています。
弊社でも今までに500台以上の産業用ドローンや農薬散布ドローンを販売していきましたが、今までにFUTABA製の送信機や受信機が原因の通信障害などの不良はありませんでした。この信頼性は確かなもので大きな産業用ドローンを飛行させるためには絶対に妥協のできない点になります。

 

 

送信機の確実な動作

先程、私でもDJI社製の送信機を使用した方がスタイリッシュでいいとお話させて頂きましたが、産業用ドローンで使用する場合は仕事で使用するのでこの場合はまた異なります。確かにDJI社の送信機は様々な情報をモニターで情報を得られ、様々な設定を行うことができるため非常に便利ですが、直射日光などで熱せられるとフリーズしてしまったり、正常にアプリが作動せずに離陸することができないなどの事例もよくお聞きしていました。FUTABA製の送信機ではこのようなことは一切なく送信機の電源を入れれば物理的に通信を行いどのような状況下でも正常に動作することができます。産業用ドローンは仕事で使用するため、この必ず動作するという点は非常に大事な点になります。

 

 

フタバ製の送信機は多種多様な設定が可能

DJI社は独自の制御などや、アプリを介しての制御が多い為、細かい設定をの割り振りなどを簡単に行うことができません。追加の装置を使用することで設定が可能ですが、FUTABA製品と比べると約3~4倍程度になるためコストパフォーマンスは優れません。あと、この場合はFUTABA製品が外見はスタイリッシュになるため殆どのお客様はこちらを選んで頂いています。

このようなことがあるため、弊社ではFUTABA製品を採用し、産業用ドローンである、農薬散布や架線、特注ドローンを製造開発を行っております。比較的お安くで、様々な機能をつけることができるため弊社のおすすめの製品になります。実際に使用される現場で色々な設定などは変更することが無いことが殆どで色々な情報を確認することはあまりないため実用性は大きく変わらないかと思います。ただし、国内で唯一の送信機の製造メーカーになるため非常に人気企業になっています。そのため、在庫の確保などが非常に難しく現時点では品切れが大きくあり弊社でも在庫の確保に一苦労しています。

 

まとめ

現場で確実に動作し、確実な機能でリーズナブルにご使用頂くために産業用ドローンではFUTABA製品をオススメさせて頂いております。
もしご希望の送信機について詳しい説明を受けられたい方はお気軽にお問い合わせください。
 

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