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電設用ドローンの事例農業・林業用ドローンの価格相場はいくら?選ぶポイントは?

農業・林業用ドローンの価格相場はいくら?選ぶポイントは?

電設用ドローンの事例
2020.06.17

農業・林業従事者でドローンの導入を検討する際に、多くの方が最も気になる点といえば価格面ではないでしょうか。

生産性の向上に役立つ産業用ドローンですが、安いに越したことは無いとお考えの方も多いかもしれません。農業・林業用ドローンは種類も価格もさまざまで、以前に比べ安価なドローンも登場しています。つい安価なドローンに引かれてしまうかもしれませんね。しかし実際のところ、ドローンは購入時の機体の価格よりも、長い目で見た際のコストパフォーマンスや安全性、機能性が重要です。ここでは農業・林業用のドローンの価格についてご紹介します。機能性や価格の相場、安価なドローンとの違いも解説していきますので、ドローンの導入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

農業・林業用ドローンの価格はいくら?

農業・林業用ドローンは用途も様々ですが、一般的に60〜300万円程度が相場です。事業の効率化に直結するので、活用法次第ではすぐにドローンの機体購入にかかった費用を回収することができるでしょう。しかし、事業規模や作物などによって変動があるので、その整合性を見極め適切なドローンを選択することが重要です。

ここでは農業・林業用ドローンの価格・機能について、実在のドローンを例にご紹介します。

農業用ドローンの価格はいくら?機能もご紹介

農業用ドローンでは100万円以内で購入可能な農薬散布ドローンの「飛助MG」を例に、ご紹介します。

農業用ドローンの相場から換算すると比較的安価なドローンで、無人ヘリやその他大型農業用機械に比べれば安価です。海外製品が多いドローンですが、マゼックスの農業用ドローンは安心の日本製品です。
機能面では、GPSを利用した自動飛行やアシスト機能付き。そのためドローン操縦に慣れていない初心者の方でも安心して活用できる点が特徴です。農薬散布ドローンに限らず、価格よりも性能や安全性を重視しましょう。

飛助MG 農林水産航空協会認定機を詳しく見る

林業用ドローンの価格はいくら?機能もご紹介

林業用ドローンでは160万円程から購入可能な苗木運搬ドローンの「森飛」を例に、ご紹介します。一次産業の中でも特に危険性が高いと言われている林業において、林業用ドローンはその価格を凌駕する機能性を持ち合わせているのも確かです。

実際に「森飛」はドローン1つで8人分/1日の作業スピードに値し、道の険しい森林で重い苗木を運搬する手間が省けます。これだけでも、十分に生産性の向上をご理解いただけるでしょう。さらに、「森飛 」は2つの送信機で1台のドローンを操縦することができる機能を搭載しております。自動操縦やカメラの微調整のみでは難しい操作も2オペレーションにより目視内に入るように工夫が施されております。
またマゼックスの林業用ドローンは、数多くの運搬実験をしてきたため、機能性や安全性にも期待できます。さらに自動飛行なのでストレスフリーに操作できる点も特徴です。

森飛-morito- 林業用ウインチ運搬型を詳しく見る
森飛-morito- 林業用2オペ運搬型を詳しく見る

農業・林業用ドローンの比較ポイントが価格だけではいけない

生産性の向上や業務の効率化のために導入をするのが、産業用ドローンですが、選ぶ際はやはり機体の価格に目がいきがちです。しかし、価格を重視して導入しても、「結局思ったような成果が得られなかった」といったご経験をされる方も少なくありません。

ここでは、農業・林業ドローンの導入を考えた際に選ぶポイントをご紹介します。

ポイント1:導入の目的

産業用ドローンを選ぶ際はまずは導入する目的を明確にしましょう。農薬散布を目的としている場合は、「散布性能」に着目するべきです。散布量をまもり、散布ムラなくしっかりと薬剤が定着するのかは、とても大切なポイントです。

農林水産航空協会認定機体を選んでいただくに越したことはないのですが、それ以外の機体を選ぶ際にも、「散布の均一テスト」を実施している機体かどうかは必ず事前にご確認ください。農薬散布ドローンの導入を検討しているお客様へ「農薬の種類や注意点」についての記事も併せてご覧ください。

その他の産業用ドローンについても、目的に応じて必要な機能が必要なクオリティで備わっているのかは、必ず販売店に確認しましょう。

ポイント2:どのような環境で使用するのか

農薬散布ドローンの場合は、散布する広さや、近接する農地でどのような作物が栽培されているかなど、使用する環境の条件として加味する必要があります。また、ドローンには、国内生産のものと、海外生産のものがありますが、日本独特の四季における気温の変化などにも機体が十分に耐えられるかも重要なポイントです。

林業ドローンの場合は、そもそも過酷な環境で人の代わりに目的地に苗木などを運搬します。荷物を運搬し、自動で積み下ろしができるドローンはいくつかあります。しかしマゼックスの自動苗木運搬ドローンは住友林業株式会社との共同開発によって「共振防止装置」の開発に成功しました。これが、林業用ドローンの市販化に繋がり、切り離しの自動化に関しても国土交通省の認可を得られる製品となったのです。

ご紹介したように、導入の目的や、どのような環境で使用するのかは、産業用ドローンを選ぶ際の価格以上に重要なポイントとなります。これらのポイントを抑え最適なドローンの導入を実現してください。

まとめ

今回は農業・林業用のドローンの価格についてご紹介してきました。ドローン導入後の作業効率アップや人件費の削減を考えると、今までにない価値を生み出してくれます。購入時の価格だけにとらわれず、今回ご紹介したポイントを踏まえた上で、目的にあったドローンを選びましょう。

マゼックスは、農林水産航空協会認定メーカーであり、安全・手軽に使用できる農薬散布ドローン等の産業用ドローンをご提供しております。また、豊富な経験と技術開発力を活かし、農業・林業・運搬など様々な分野でご利用いただける製品やサービスをご提供しております。インターネットでのご注文だけでなく、全国の販売店でフライトデモ又は説明を受けていただけます。お気軽にお問い合わせください。

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