富山県にお住いのS様が2018年度に飛助DXをご利用いただいたご感想をご紹介いたします。
農薬散布ドローンを知ったきっかけは、元々産業用ヘリオペレーターを長年行っていましたので、ドローンによる農薬散布の情報は以前から知っていました。
マゼックス社のホームページを見ている中で飛助DXを閲覧して知りました。
知人が飛助Ⅱを所有していてそのフライトを見て購入を決意しました。当初は5Lタイプの飛助Ⅲを検討しておりましたが、自分の作業規模に照らし合わせると10Lタイプの飛助DXが効率的に良好という判断に至りました。
・具体的な作業時間
導入前はほぼ全て産業ヘリ(AYH300)を自分で操縦散布していて、15分で2haのペースでした。
飛助DXの農薬散布は9分で1haのペースでした。効率が悪くても5分で40~60a程度でした。
今季報告値としては、170フライトで飛行時間は20時間、延べ4~5日程で散布できました。
・コスト削減具体例
産業用ヘリの作業料は、圃場全散布で65万円程でした。
飛助DXの場合は、委託合図作業者の費用のみでした。コスト面で60万円程浮きました。
今年度散布した面積は、自己所有の圃場25ha・請負で3ha程度です。2回散布しましたので合計60haほどになります。
他メーカーではなく模型ラジヘリ「JR-GSR260Z」での散布経験はありますが、「メンテナンス・信頼性・騒音」で、雲泥の違いがあり圧倒的にドローンに軍配が上がります。強いて言えば、バッテリーの扱い(充電や本数)と飛行時間が短いという理解が必要ですね。
購入前の操作イメージは、DJI製のPHANTOM4程度を想定しておりましたが、機体が大きい分、まったりと動きますね。あまり急激にペコペコ動かない方が良いのか分かりませんが、ヘリを経験している人にはもう少しキビキビ動いていただいた方が、危険回避行動やターン時間の短縮に繋がると思います。
機体の償却は3年程で考えております。
近年無人化や自動運転が話題になっていますが、基本は人間が管理する事を忘れてはいけません。自動化はあくまでも補助ツールだと言う事を念頭におかないと、事故等代償が大きくなる可能性があります。(センサー等でぶつからない機能も嵌って動けなくなり、センサー解除して手動で回避せざるおえない等。)
個人的ではありますが、ドローンに関してはあまり自動散布等はあまり信用しておらず手動操作を基本としております。(模型ヘリ操縦が基本で操縦操作に向上心を持つ事)
飛助DXは初心者でも飛ばせますが、操縦が基本なので飛行練習を余裕を持っておこなってください。
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