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2019年02月06日
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なぜドローンでは、高性能モーターを使用しないといけないのか?

ドローンといえば複数のモーターが配置されていてプロペラ(ローター)をつけて回転させ飛行します。弊社製品の説明の中でも高性能モーターという単語がいくつかでてきます。モーターが一番の推進力になるため非常に重要な部品であることはお分かりになるかと思いますが、モーターは回転だけすれば問題ないのでは?と思う方もおられるかと考えられます。しかし、産業用は絶対にモーターのランクを下げると作業に影響をきたします。そこで今回は、なぜドローンでは高性能モーターを使用しないといけないのか?についてご説明いたします。

 

高性能モーターは、防塵・防水性に優れているため

産業用ドローンを使用する環境では必ず晴天の時に作業をするとは限りません。作業中にいきなり小雨にあうことも考えられます。そのときモーターが水分を吸い込み内部のコイルが濡れてしまった場合、それを放置するとコイルがさびてしまう可能性があります。また、現場の中には砂利道から離陸する場合もあります。砂埃を巻き上げ、モーター内に砂埃がはいると、コイルや磁石を痛め効率的に回転できなくなる場合があります。また抵抗が発生する為、バッテリーの消費量が上がる可能性があり飛行時間が短くなることが懸念されます。

 

高性能モーターはモーター内部にコーティングを施しているため

弊社で取り扱っている製品(飛助MG・飛助DX・M1000・M800・ハングキャリー)などは、モーター内部にコーティングを施しています。これらは、農薬散布した時の薬剤がモーター内部に入り込みコイルが腐食してしまうことを防ぎます。もしコイルが腐食してしまうと電流を正しく流すことができません。そうなるとバッテリーの消費量の増加や最悪の場合墜落する可能性があります。弊社で採用しているコーティングモーターの場合であれば、農薬散布ドローンでも2年から4年ほど使用できますが、コーティングをしていないモーターだと1年程で交換しないといけなく耐久性が悪いため、コーティングモーターは少し高価になりますが長い目でみるとそちらの方が安くなることになります。

 

高性能モーターは冷却性能に優れているため

防塵防水性能、コーティングについてお話しましたが、一番大切なのはこの冷却性能です。メーカーによってモーターの冷却方法は様々ですが、機構によっては冷めにくい製品もあります。もし、冷却性能が優れていない場合はどのようなことが起きるのでしょうか。

2018年の夏は猛暑が続き、各地で40℃以上を記録しました。そんな猛暑の中でも必ず作業しないといけないのが農業の農薬散布ドローンです。農薬散布の場合は連続で6時間の作業をしないといけなく、休憩も多くはできません。
そんな時に冷却性能で連続作業ができるかできないか。大きく分かれます。冷却性能が悪いモーターだと約30分程度の作業で、手で直接触れないほどの温度になり30分程度休憩する必要がありました。一方で冷却性能が優れている弊社のモーターは内部に冷却フィンが内蔵していて、非常に冷却性能が優れているため、暑い環境下の連続作業でも休憩なしで実施することが可能です。
上記の例で換算すると作業時間は半減するので冷却フィンが優れているか優れていないかでここまで差がでてしまいます。

 

まとめ

防水・防塵・コーティング・冷却性能の順番でご説明いたしました。このような機構のモーターが優れているモーターと、優れていないモーターの価格は2倍程の差があります。それでも作業効率や、耐久性を考えると初期投資は大きくても長い目でみると性能が良いモーターの方がメリットが大きく感じるかと思います。

産業用ドローンをご検討されている方は、モーターはどんなものを使用しているのか是非ご確認ください。

 

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