森飛15は山林の厳しい気候・地形条件にも対応できるように、住友林業株式会社と共同開発した信頼性と実用性の高い林業用ドローンです。安全かつスピーディーな作業を多種多様な現場に合わせて柔軟に対応できるように、2オペレーション機構や着陸不要の自動切り離しフック、特許取得の共振防止装置を搭載したことで広範囲にわたる作業も効率よく進めることができます。
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希望小売価格 2,100,000円~(税込:2,310,000円~)
人が歩いて往復80分かかる山(水平距離400m/高低差150m)も、森飛が飛べばたったの5分。
しかも人は休憩が必要ですが、森飛15はバッテリー交換するだけで休むことなく1日中運搬することができます。機体1台の作業スピードを人に換算すると、その差は10倍にまで効率化され、人件費削減にも繋がります。またフレームや動力部品は1度に15キロまで運搬できる性能なので、余裕を持って運搬作業を行えます。
1度ドローンを使うと、もう人力で運搬作業に戻ることは考える余地も無いほどの作業効率化と労務省力化に繋がります。
2オペレーションは2つの送信機で1台のドローンを操縦することができます。自動飛行が厳しい視界の悪い現場や、微調整が難しい現場で使用するために、全ての操作を目視内にすることで困難な作業を実現します。到着地点でも目視内操作ができることでいろいろなポイントに荷下ろしすることができ、その後の作業スピードも向上します。
一瞬で操縦の切替えを行い、自動着陸や飛行アシストなどの機能も備え、初めての方でも安心して使用できます。2オペの切替制御装置は、実際に現場で使用した改善点を反映したバージョンへアップグレードしています。
通常は衛星からのGPS信号で正確な位置を受信しますが、GPS信号は山間部やビルなどの壁面に反射しやすい性質があり、山間部では正確な位置をドローンが判断できず、飛行安定性が低下する場合があります。そこで安全な飛行を継続するためにRTK基地局が最適です。
GPS信号に加え、RTK基地局からの位置情報で正確な位置が把握できるので、山間部ではRTK基地局を使用した自動飛行は信頼性が高まり、飛行経路の精度なども向上します。RTK基地局はボタン1つで起動・接続することが可能で、接続状態もLEDで判断できるので安心です。
※RTK基地局はオプション製品です。
森飛シリーズは、山林の厳しい気候・地形条件にも対応できるドローンの誕生に向けて、他分野の企業が協力して開発を行ってきた製品です。平地での活躍が目立つドローンも山林の厳しい環境の中で現場の要望に応えるパフォーマンスを発揮できるかどうかは別次元の問題です。 住友林業(株)では四国の山地、傾斜の厳しい現場で数万本のコンテナ苗運搬の実証実験を繰り返し、マゼックスが2020年に国内初の森飛-MORITO-運搬ドローンを販売開始しました。林地における林業用運搬ドローンのスタンダードを目指します。
モデル名 | 森飛15 |
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展開サイズ | 1042×1042×571mm |
格納サイズ | 645×645×571mm |
モーター外径 | 96mm |
プロペラ | 34inch |
バッテリーサイズ | 245×166×60mm |
バッテリー重量 | 4.58kg |
バッテリー容量 | 12SHV 912wh 25C |
送信機機種 | FUTABA T16IZ |
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動作周波数 | 2.4GHz |
最大伝送距離 | 1000m |
受信機 | R7108SB |
モニター | 広視野角4.3インチカラーLCD |
機体総重量(RTKなし) | 11.7kg(切離装置&共振防止装置含む) |
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機体総重量(RTKあり) | 12.08kg(切離装置&共振防止装置含む) |
最大離陸重量(RTKなし) | 31.28kg |
最大離陸重量(RTKあり) | 31.66kg |
最大搭載重量 | 15kg |
最大ホバリング時間 | 30分 |
最大使用風速 | 7m/s |
最大到達高度 | 300m(離陸地点より) |
最大飛行距離 | 1000m(離陸地点より) |
電波到達距離 | 1000m |
使用可能温度 | 5~40℃ |
外寸寸法 | 294×139×282mm |
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重量 | 5.6kg |
入力電源 | 100-240V |
出力電力 | AC100V:1200W |
充電電流 | 20A |
機体を発注して機体番号を取得します。
飛行許可書を取得後、運搬飛行作業が可能です。
製品をご利用いただく前には必ず注意事項を全てご確認ください。
本製品をご利用頂く方は全て確認頂いたこととします。
オペレーター・ナビゲーターだけでなく飛行区域の周りにいる人々や物にも危険をもたらします。安全な状態・環境を十分に確認した上で・・・続きを読む