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ドローン産業用ドローンが故障した!どこに相談するべき?

産業用ドローンが故障した!どこに相談するべき?

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2022.04.25

産業用ドローン故障

農業をはじめ測量や林業、漁業など、活躍の場を広げているドローンですが、使用に際してはどうしても故障する可能性があります。ドローンが故障してしまうと、作業を遅延させてしまったり、修理に手間がかかってしまったりと作業に支障が出てしまう可能性があります。しかし故障箇所や修理の流れを把握しておけば、スムーズに対応できます。
またドローンが故障した際に修理などを相談できる先を、あらかじめ把握しておくことも重要です。ここでは産業用ドローンの故障箇所をはじめ、故障してしまった際の相談先についてご紹介していきます。

産業用ドローンの故障箇所は?部位ごとにご紹介

趣味で使用するのに比べて農業や測量、林業、漁業といった産業におけるドローンは、過酷な環境で使用するケースも少なくありません。実際に作業中、雨によって濡れてしまったり、風にあおられて建物にぶつかってしまったり墜落したりなどの可能性があります。
それに伴い故障する可能性がありますが、故障を相談する際には、その産業用ドローンのどの箇所が故障しているかを相手に正確に伝えることが重要です。また日常的なメンテナンスやテスト飛行の際にも、故障する可能性のある箇所を事前に把握できれば、故障を防止できます。そのため、まずは産業用ドローンの故障箇所について押さえておきましょう。

モーターの故障

モーターはドローンの原動力となる箇所で、高速回転させることでドローンを動かします。高速回転させることから負荷がかかりやすく、故障する可能性の高い箇所でもあります。そのためどのようなモーターが搭載されているかを事前に把握しておくと、故障の際もスムーズに伝えられるので安心です。

ブレード(プロペラ)の故障

ブレード(プロペラ)を回転させることで、実際にドローンを飛行させます。モーターとは異なり、ブレード(プロペラ)は表に出ているので建物や物、人に接触する可能性もあります。それに伴いブレード(プロペラ)が折れてしまったり削れてしまったりなど、直接的に故障しやすい箇所です。またモデルによっては、建物や物、人にブレード(プロペラ)が接触しないよう、ブレード(プロペラ)ガードがついているドローンやオプションで後付けできるドローンもあります。

スキッドの故障

スキッドは機体下部についている、ドローンを地面に接地させるための箇所です。ドローンのサイズに比例してスキッドも大きくなる傾向にあります。また他の箇所に比べると、耐久性が高く故障するケースは少ない傾向にあります。しかし操縦機との電波を送受信するアンテナ機能が、スキッドに搭載しているケースもあるため故障には注意しておく必要があります。

カメラの故障

ドローンで空撮する場合や、圃場などの現場を確認するために搭載されているのがカメラです。カメラ自体の故障はもちろんですが、レンズが擦れてしまったり割れてしまったりなどの故障にも注意する必要があります。また直接カメラを搭載しているドローンもありますが、アクションカメラやデジタルカメラを積載して使用するドローンもあります。

ジンバルの故障

ジンバルとはドローンから発生する振動を、カメラに伝えないようにするための装置です。ジンバルがあることでブレを押さえた映像を確認可能です。ジンバルが故障すると、カメラが揺れてしまい鮮明な映像を確認できず、作業に支障が出るため重要な箇所です。

バッテリーの故障

基本的にドローンは、バッテリーの電力をモーターに伝えて動きます。バッテリーは充電回数の目安が定められており、充電回数に応じてバッテリーが劣化します。劣化すると飛行時間が短くなってしまったり、正確な操作ができないなどの可能性があります。それに伴い墜落の危険性も高まるため、充電回数を守ることはもちろん、予備バッテリーを携帯すると安心です。

産業用ドローンの故障の際はどこに相談するべき?

産業用ドローン故障

上記のように一括りにドローンといっても複数の部品で構成されており、それぞれの箇所で故障する可能性があります。実際に故障してしまったり故障の疑いがある場合には、販売店、もしくはメーカーに相談するのが一般的です。

販売店相談の特徴

特に店頭で購入した場合には、販売店に相談することでスムーズに対応してくれます。また昨今はオンラインで購入した場合にも、販売店のサイトで相談できる体制を整えている店舗も増えています。
一般的に使用方法やメンテナンスなど簡易的な相談であれば、販売店への相談で十分なケースも多くあります。しかし販売店では対応できず製造メーカーに問い合わせが必要になるケースもありますので、相談内容に応じて相談先を使い分けることが重要です。

メーカー相談の特徴

製造元メーカーに相談することで、より丁寧で安心感のある対応が期待できます。使用方法やメンテナンスなど簡易的な相談はもちろん、故障時の対応やアフターサポートまで親身に対応してくれるでしょう。しかし価格などの相談は販売店が主導のケースもあるため、こちらも相談内容に応じて相談先を使い分けることが重要です。また厳密には産業用ドローンはメーカーもしくはメーカーが認めた整備所しか修理できません。

まとめ

産業用ドローンが故障した際にどこに相談するべきかを解説しました。
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