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2019年07月14日
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農薬散布ドローンに使用できる農薬とは?

実際に農薬散布ドローンを使用するとき、どのような薬剤、肥料などを使用すればいいのでしょうか。今までに産業用ヘリコプターを用いて農薬散布作業を行っていた地区ではあまり気にされることはないことかと思いますが、空中散布自体が初めて!という方は非常に多い質問です。今まで作業に使用していた農薬は農薬散布ドローンでも使用できるのか??もしくはどの程度の量を散布すればいいのか?この点を今回は中心にお話致します。

 

どのような農薬が使用できるの??

農薬散布作業を行うためには農林水産省によって登録番号が表記されている薬剤を使用します。その中でも産業用マルチローター(通称:ドローン)で農薬散布作業を実施する場合は、それに適応している薬剤を使用することを義務づけられています。マルチローターと産業用ヘリコプターは同じで、ヘリコプターに対応していればマルチローターでも使用できます。
どの薬剤を使用するかは以下のURL(産業用無人航空機農薬)から確認することができます。散布対象の作物や、病名などを選択すると一覧で簡単に確認できますのでお勧めのサイトになります。
http://mujin-heri.jp/index3.html

 

 

農薬の注意事項

農薬を使用する際は容器のラベルを必ず確認しましょう。

・毒物の表示   医薬用外毒物は赤字に白文字、医薬用外劇物の場合は磁路時に赤文字です。
・危険物の表示  消防法による表示がされています。
・登録番号    農林水産省に登録されている薬剤
・名称及び種類  商品名、種類名を示しています。
・成分      有効成分の化学名と含有量を示しています。
・有効期限    有効期限を過ぎたものは使用しないようにしましょう。

 

作物名

適用害虫名

希釈倍率

10aあたりの散布量

使用時期

総使用回数

使用方法

カメムシ類 8倍 800mm 14日 3回 無人ヘリコプターによる散布

対象作物/適用場所
使用できる作物名を示します。除草剤の場合は適用場所を示します。

適用病害虫(雑草)名/使用目的
有効な病害虫、雑草名を示す。

希釈倍率
8倍の場合は、例えば薬剤1Lに対して、水を7Lで薄めます。
基本はこの8倍希釈に合わせてドローンの開発が行われています。

散布量、使用量
使用する際の10aに対しての散布量を示しています。
通常10aに対して800mlでドローンの開発が行われています。
1分間に800ml以上吐出するドローンは基本的に禁止されています。
(ただし飛行スピードを変更することで+-200mlまでは可能です。)

使用時期
収穫物への残留農薬基準値を超えないよう使用できる収穫前日数を示します。
上記のラベル記載例では使用時期が「14日」と記載例では使用できることを示しています。

総使用回数
同一成分を含む剤の総使用回数を示しています。

使用方法
散布、土壌かん注等の使い方を示します。

 

残留農薬基準について

食品衛生法に能登好き、農作物における残留農薬基準が決められている為、ドローンの散布により対象作物や散布地周辺で栽培される他の農作物についても飛散による影響がないように注意して適正に使用しないといけません。

・残留農薬基準は、平成18年5月29日から、すべての農薬、作物に基準値が設定されその基準を超えて農薬が残留する食品の流通が禁止されています。

・散布農薬が周辺の農作物に飛散し残留基準値が超えてしまうと、生産物の出荷停止・回収等の措置が求められます。

 

 

薬剤を使用する際は上記のラベルをよく確認してから使用するように心がけてください。必ず使用するドローンは、散布の性能確認を行っている機体を使用するようにしてください。
農薬散布ドローンは、ドローンにポンプとノズルを付ければ均等に散布できるものではありません。散布ムラが発生していても目視では絶対に確認できません。散布量を適切に守らないことで作物に余分に農薬が付着し残留値オーバーになる可能性も大いにあります。また、多量散布による作物の薬害の可能性も考えられます。
農林水産航空協会認定機体以外の認定されていない低価格機体を使用する場合は、上記の点をしっかりと見極めて購入し使用するように心がけてください。
農林水産航空協会認定機体以外のドローンを用いて作業を行いなにかトラブルが発生した際は全て自己責任になりますので認定を受けていない機体でも必ず散布の均一性テストを実施しているドローンを使用するようにしてください。

その点では農林水産航空協会の認定機体を使用することで、ただ費用がすこし高くなるだけではなく、安心できる性能のマルチローターを使用することができます。
農薬は今や欠かせないものになっていますが、使用方法を誤ると薬害や作物の出荷停止などにもつながりますので正しい使用方法で作業を行うように実施してください。

 

如何でしたでしょうか。薬剤も危険物に該当します。正しい量を正しい散布方法で利用するように努めましょう。もしわからないところがある場合は、弊社スタッフにお気軽にお問い合わせください。

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